ポルシェは割と買取りさせていただいておりますが、
特に993型 PORSCHE 911で、ここまでの逸品をわたくしまだ見たことありませんでした。
実はご縁があってお車を拝見させていただいたんですが、
これがすごいです。
きっと男のロマンを具現化していくと、こういうポルシェが出来上がるんだなと、
人生４０年以上いきてきましたが、なんとなく雰囲気がつかめたような気がします。
勇気を出してレカロに包まれてみると、もうワクワクが止まりません。
そうそう、この車体全部に神経が繋がる感じ、
これはやはりこのサイズのポルシェまでなんですよね～
ドアを閉めるとその乾いた金属音とともに、まさに金庫に閉じ込められるような気がしますが、
まったく守られている気がしないのは、
このソリッド感といいますか、ここに座るとどうしようもなく無力な自分を感じられるせいなのでありましょうか。
なんだか恐ろしいと感じるのは、やはり本物が醸し出す迫力というものでしょうか。
キーを回してエンジンが始動すると、ポルシェらしい素人にはよくわからない意味の機械音でアイドリングが始まります。
空冷ポルシェのガシャガシャ感ったら半端ないです。コレほんとわたくしいつも大丈夫かと心配になっちゃいますが、
少しばかりアクセルを踏み込んでみると、ガローーん！と、すさまじいレスポンスでどこまでも突き抜けて回りそうなソリッドな音に変わるのが不思議なところです。
はい。パワーありすぎでしょうこれ。
普通なら、こんな素敵な男らしいポルシェをサーキットで思い切り走らせてみたい、自分の支配下においてみたいと思うんですが、
まったく思いませんでした。怖いから（笑）
ゆうか真っ直ぐ走らせる自信がありません…
はい、リアを見てみると、凄まじい２段ウイングが装着されてました。
このクラスになると、飾りじゃなくて本気で装着しているところが恐ろしいところです。
最高速は落ちるものの、コーナーでの踏ん張りは半端じゃないそうです。
しかしながらオーナーさま曰く、
燃費は半分になります。
とのことで、装着にはかなりの本気度が必要なようです。
やはりハイパワーのRRレイアウトだと、これだけのリアウイングも必要になってくるのか～となんとなく納得。
コックピットはもう言うことなしです。
ポルシェ911伝統の５連メーターが胸トキです。
最近のポルシェのメーターが重なりあう半月形状の5連メーターもそれはそれで素敵ですが、
この無骨な横並びのアナログ５連メーターに男心はときめくわけでございます。
恐ろしいけど、
いつかはポルシェ911を所有して自分仕様にこさえてモテギあたりを走りたーい！！
はい、そんな夢を抱きつつ、
今日も査定に向かうわたくしなのでした。
いやー、ポルシェって、本当にいいもんですね！
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さて、そんなわけで、
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