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《第6回》FCオーナーがFCに加盟した理由の最多は「ブランド名・信頼性」約4割が銀行・信用金庫から資金を調達
FC加入していない方の約6割が「自己資金のみ」で開業していたことも明らかに
株式会社ハッピーカーズ(本社所在地:神奈川県鎌倉市、代表取締役:新佛 千治)は、は、脱サラして独立した方を対象に「脱サラし独立したきっかけ」に関する調査を実施しました。
現代のテクノロジーの発展や市場の変化に伴い、さまざまな業界で新しいビジネスモデルが次々と生まれています。
かつてはサラリーマンとして同じ会社で定年まで勤めるのが一般的でしたが、会社を辞めて自分でビジネスを始めたいと考えている方も少なくないでしょう。
本部のサポートを受けて開業できるFC(フランチャイズ)も独立する手段のひとつとしてポピュラーです。
独立して開業することは、多くの夢と期待を持てますが、同時に不安や悩みを抱えることもあるでしょう。
実際に脱サラし独立した方は、どのようなきっかけで決断したのでしょうか?独立時に直面した課題をどう乗り越えたのでしょうか?
そこで今回、車買い取り専門点のFCを展開する株式会社ハッピーカーズ(https://happycars.jp/)は、脱サラして独立した方を対象に「脱サラし独立したきっかけ」に関する調査を実施しました。
調査概要:「脱サラし独立したきっかけ」に関する調査
【調査期間】2024年1月23日(火)~2024年1月24日(水)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
【調査人数】1,040人
【調査対象】調査回答時に脱サラし独立したFCオーナー500名・FCオーナーではない方500名であると回答したモニター
【調査元】株式会社ハッピーカーズ(https://happycars.jp/)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
独立開業のきっかけ
はじめに「今働いている業界を教えてください。(単一回答)」と質問したところ、『サービス(25.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『小売(18.4%)』『メーカー(12.5%)』と続きました。
「独立を考えた具体的なきっかけを教えてください。(単一回答)」と質問したところ、『自由な働き方を求めて(48.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『収入の向上を目指して(35.8%)』と続きました。
独立に向けての資金調達と準備
次にFCオーナー500名に「FCに加盟した理由を教えてください。(複数回答可)」と質問したところ、『ブランド名や信頼性(41.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『低リスクでの独立開業(39.4%)』『低コストでの独立開業(36.5%)』と続きました。
FCは、既にあるブランドの看板を利用できるメリットがあります。
また、低リスク低コストで独立開業できることを理由に挙げる方が多いようです。
続いて、FCオーナーではない方500名に「FCに加盟しなかった理由を教えてください」と質問したところ、『そもそも検討したことがなかった(74.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『運営の自由度が限られること(19.9%)』『初期投資や加盟費用の高さ(16.6%)』と続きました。
次に、独立に向けてどのくらいの自己資金を準備しましたか?(単一回答) 」と質問したところ、FCオーナーとFCオーナーではない方の回答は以下のとおりになりました。
【FCオーナーの方】『300万円〜500万円未満(28.5%)』『100万円〜300万円未満(27.0%)」『500万円〜1000万円未満(14.9%)』
【FCオーナーではない方】『50万円未満(28.2%)』『100万円〜300万円未満(19.7%)』『1000万円以上(16.3%)』
次に「資金はどこから調達しましたか?(複数回答可) 」と質問したところ、FCオーナーとFCオーナーではない方の回答は以下のとおりになりました。
【FCオーナーの方】『銀行、信用金庫(36.5%)』『日本政策金融公庫(26.8%)』『ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家(24.9%)』
【FCオーナーではない方】『自己資金のみ(借入なし)(66.0%)』『銀行、信用金庫(13.9%)』『家族や知人(13.9%)』
FCオーナーの約4割が銀行や信用金庫から借入したのに対し、FCオーナーではない方の約7割が自己資金のみで独立開業したことが明らかになりました。
続いて「以前の職場の経験は活かすことができましたか」と質問したところ、FCオーナーとFCオーナーではない方の回答は以下のとおりになりました。
【FCオーナーの方】『とてもそう思う(36.9%)』『ややそう思う(50.7%)』『あまりそう思わない(11.2%)』『まったくそう思わない(1.2%)』
【FCオーナーではない方】『とてもそう思う(46.0%)』『ややそう思う(30.8%)』『あまりそう思わない(15.7%)』『まったくそう思わない(7.5%)』と続きました。
以前の職場の経験を活かせているのはFCオーナーが多いようです。
独立する過程での課題と解決策
「独立後に問題となったこととして、当てはまるものはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、FCオーナーとFCオーナーではない方の回答は以下のとおりになりました。
【FCオーナーの方】『顧客獲得(34.4%)』『競合他社との差別化(33.5%)』『資金調達(32.7%)』
【FCオーナーでない方】『顧客獲得(41.2%)』『特になし(30.8%)』『資金調達(23.4%)』
■独立後に問題になったこととは?(FCオーナー)
・最初のときは資金面でとても苦労した記憶があります(30代/男性/東京都)
・人材確保(40代/男性/愛知県)
・軌道に乗るまでが大変だった(40代/男性/長野県)
・初年度は知名度がなく顧客獲得に苦戦した(50代/男性/東京都)
■独立後に問題になったこととは?(FCオーナーでない方)
・経営や宣伝の仕方を学んでいなかったので、集客に苦労しました(30代/女性/東京都)
・顧客を呼ぶ方法(40代/男性/山形県)
・知識不足を自己流で収集しているので最近は壁を感じる(60代/男性/埼玉県)
・なかなか軌道に乗らなかった(60代/男性/千葉県)
「その問題は解決に近づいている、もしくは解決していますか」と質問したところ、FCオーナーとFCオーナーではない方の回答は以下のとおりになりました。
【FCオーナーの方】『はい(84.0%)』
【FCオーナーではない方】『はい(67.0%)』
FC加盟している方が経営などのサポートをしてもらえるため、問題解決までのスピードが速いことがうかがえます。
まとめ:独立開業するならブランド力とサポートがあるFC加盟がおすすめ
今回の調査で、FCオーナーがFCに加盟した理由の約4割がブランドや信頼性であると示されました。
FCオーナーの約4割が銀行や信用金庫から借入したのに対し、FCオーナーではない方の約7割が自己資金のみで独立開業したことも明らかになっています。
また、独立後に問題になった点について、FCオーナーの8割超が解決しているのに対し、FCオーナーではない方は約7割に留まるという結果になりました。
独立開業するのであれば、FCに加盟するとブランド名を看板にできるため資金調達もしやすく、さらに経営面でもサポートしてもらえるメリットがあるのではないでしょうか。